KABU&ふるさと納税とは
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【カブアンドふるさと納税とは?】寄付金額に応じて株がもらえるサービス

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2024年11月20日に、新しいふるさと納税ポータルサイトがサービスを開始しました。サービス名は「KABU&ふるさと納税」で、ファッションECサイトで有名なzozotownの創業者である前澤さんの新会社「株式会社カブ&ピース」が運営しています。

本記事では、KABU&ふるさと納税でもらえる返礼品の情報やサービスを利用するメリット、デメリットを解説していきたいと思います。

KABU&ふるさと納税の特徴とは?

最大の特徴は、他ポータルサイトでは寄付することで楽天ポイント、Amazonギフトカードなどお買い物などに利用できるポイントがもらえるのに対して、KABU&ふるさと納税はカブアンドの未公開株と交換可能な株引換券がもらえます。

株引換券とは、サービスを利用するごとに貯まる、株交換に必要な電子チケットのことです。
現在は、株引換券5枚で1株もらえる予定となっています。ただし、こちらは『2024年10月7日現在における、第三者評価機関によるカブアンド種類株式の評価額を基準として算出した発行価格(1株5円)による予定数であり、最終的に決定される発行価格(2025年4月25日に決定)とは乖離する可能性もある』としています。もしかすると交換できる株式数は「株引換券5枚で1株」から変わる可能性もあります。(詳細は株式会社カブ&ピースの目論見書をご確認ください)

こちらは上場していない未公開株ということで、金融市場で自由に売り買いできません。また、譲渡制限もあるため注意が必要です。

いまのところできることは前澤さんのファンや事業に共感した人がインフラをカブアンドが提供するサービスに乗り換えることで株引換券を貯めるというところまでです。
株引換券を株に交換した後は、サービスを利用することでこの会社の成長を応援し、もし上場すれば株を自由に売買することできるようになるので、ひょっとしたら利益を得ることができるかもしれません。

「新しい試みを応援したい」「会社が上場をさせる目的を共有したい」「上場したときの喜びを一緒に味わいたい」など、賛同できる部分がある方は利用してみてもよいのではないでしょうか。
それにしても「サービス利用者に株を配る」という斬新で今まで聞いたことがないちょっと変わったサービスでわくわくしますね!

カブアンドでは、いまのところ、ふるさと納税以外にも「でんき」「ガス」「モバイル」などなど、生活に欠かせないインフラまわりのサービスが合計で6つ利用できます。
前澤さんは本事業のリリースにともない、様々なメディアで情報発信しています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。

KABU&ふるさと納税で寄付できる自治体数、選べる返礼品数はどれくらい?

返礼品の取扱数はどうでしょうか?リリース間もないサービスですが、返礼品が主要ポータルサイトとそん色なく充実しています。
その理由は、ふるさとチョイスを運営する株式会社トラストバンクがOEM連携しているからです。

ふるさとチョイスが約1500自治体(70万点以上)の返礼品を掲載していますので、同じようにKABU&ふるさと納税も同じ数の返礼品を選ぶことが可能です。

KABU&ふるさと納税を見る

KABU&ふるさと納税で寄付するメリット・デメリット

サービス開始時点ですが、今のところのサービスのメリット、デメリットをまとめてみました。こちらは『KABU&ふるさと納税』だけに限ったメリット・デメリットです。

メリット
・ふるさと納税するとカブアンドの未公開株の引換券がもらえる
・ふるさとチョイスと同じ返礼品数(約70万点)から選べる

デメリット
・楽天ポイント、Amazonギフトカードといった他のポータルサイトが還元しているポイントはもらえない
・もらった未公開株は上場するまで売ったりできない
・株引換券は他社のポイントなどに交換することはできない

注意すべきは現時点では株引換券には何の価値もないというところです。もちろん、今後、企業が成長し、無事にIPOし、もらった株が高値になる可能性もありますが、そうならない可能性も大いにあります。

現時点では「KABU&ふるさと納税」よりも高還元率で寄付することで確実に楽天ポイントやAmazonギフトカードが貰えるふるさと納税ポータルサイトはありますので、ポイントを重視するという方は他からの寄付を検討されてはいかがでしょうか?ふるさと納税ナビでは寄付することでポイントがもらえるふるさと納税ポータルサイトの情報をまとめていますので、是非チェックしてください。

その他、おすすめの返礼品や人気の返礼品をまとめた記事もありますので、あわせてぜひチェックしてください。

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まとめ

ポイント競争が激化するふるさと納税ポータルサイトに新しい切り口で参入する「KABU&ふるさと納税」。
確かに、サービスを利用するだけで株がもらえるという新しさや、今後、企業が成長したら持っている株が上がるのではないかというドキドキ感ワクワク感はあると感じました。
しかし、利用者にすぐ得があるかという視点だと他のふるさと納税ポータルサイトに遅れを取っているのは事実かと思います。
ここからどんな施策で先行するふるさと納税ポータルサイトと競っていくのか、ふるさと納税ナビでも注目していきます。

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