
ふるさと納税「包丁」還元率ランキング!人気メーカーのおすすめ返礼品も
ふるさと納税では、刃物産業が盛んな自治体から選りすぐりの「包丁」が返礼品として提供されています。
この記事では、ふるさと納税でもらえる包丁返礼品の還元率ランキングをご紹介。
楽天ふるさと納税の人気ランキングや、「藤次郎」「和 Nagomi」「盛弘」「GLOBAL(グローバル)」などのブランドの返礼品のほか、高級包丁の返礼品や包丁研ぎの返礼品もご紹介します。
目次
包丁が手に入るふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、任意の自治体に寄付ができる制度です。
「年間の総寄付金額ー2,000円」の額が、その年の所得税や翌年の住民税から控除されます。加えて、寄付先の自治体から包丁などの返礼品ももらえます。
つまり、実質自己負担2,000円で返礼品がもらえることになります。
「税金を前払いしている」ことになるため、節税にはなりませんが、返礼品がもらえる分お得だと考えられます。
ふるさと納税「包丁」返礼品の選び方
たくさんある包丁返礼品の選び方をご紹介します。
1. 寄付金額を決める
ふるさと納税で寄付する金額を決めるには、「控除上限額」が目安となります。
ふるさと納税では、「年間の総寄付金額ー2,000円」の額が、その年の所得税と翌年の住民税から控除されます。
しかし「寄付をするほど、控除額が増える」のではなく、「控除上限額」が決まっています。
控除上限額は年収や家族構成などの条件によって異なるため、ご自分の控除上限額を試算することがおすすめです。
控除上限額の試算方法は、以下の記事で説明していますので参考にしてください。
2. 包丁返礼品を選ぶ
寄付する金額が決まったら、包丁の返礼品を選びましょう。
以下の点に注目して選ぶことができます。
「お得さ」や「口コミ」で選ぶ
お得な包丁返礼品が知りたいときは、「還元率ランキング」が参考になります。
還元率とは、「返礼品がどの程度お得か」を示す指標。「市場価格÷寄付金額」で算出され、数値が高いほどお得な返礼品だといえます。
また、人気の高い包丁返礼品を知りたいなら口コミが参考になります。
返礼品に寄せられているレビューの数や内容をチェックしてみましょう。
→「楽天ふるさと納税「包丁」返礼品の口コミランキング」を見る
用途で選ぶ
何にでも使える包丁が欲しい場合は、三徳包丁を選ぶと間違いありません。また牛刀、菜切包丁(両刃)やペティナイフも幅広い用途に使えます。
魚をさばくなら、出刃包丁や刺身包丁が適しています。
ふるさと納税の返礼品では、三徳包丁や牛刀、パン切り包丁などが多く提供されています。
メーカーやブランドで選ぶ
ふるさと納税の返礼品には、以下のメーカーやブランドの包丁が提供されています。
リンク先の各章でメーカーやブランド別のおすすめ返礼品を紹介しているので、ぜひご覧ください。
刃の素材で選ぶ
包丁は素材により、切れ味やお手入れのしやすさ、錆びにくさなどが異なります。
包丁に使われる主な素材は、以下の通りです。
ステンレス
鉄にクロムを添加した合金(複数の金属でできている素材)です。
切れ味は鋼に比べると劣りますが、錆に強く、お手入れも簡単なので日常使いにおすすめです。
鋼(はがね)
鉄に炭素を添加した合金で、和包丁によく使われます。鋭い切れ味を持ちますが、硬度が高いため欠けやすく、また錆びやすいため、丁寧なメンテナンスが必要です。本格的な料理をし、包丁にもこだわる方に向いています。
セラミック
陶器の一種なので、錆びることがありません。軽量で使いやすく、鋭い切れ味ですが、欠けやすいので耐久性では金属製の包丁に劣ります。
一般の砥石では研げないので、セラミック専用のシャープナーを使う必要があります。
モリブデン鋼
ステンレスに「モリブデン」という金属を添加した素材です。また「モリブデン」と「バナジウム」が添加された「モリブデンバナジウム鋼」の包丁もあります。
ステンレス包丁より錆びにくく、摩耗しにくいので切れ味も持続しやすいですが、その分砥石がかかりにくくなります。
コバルト合金鋼
特殊なステンレスで、非常に硬い素材です。切れ味は繊細ですが、鋼の包丁には劣ります。
摩耗に強いので、切れ味が長期間持続することが特徴です。
ダマスカス
「ダマスカス鋼」は、古代インドで作られていた「ウーツ鋼(こう)」の別名です。中東シリアの首都、ダマスカスで作られていた刀剣にウーツ鋼が用いられていたことから「ダマスカス鋼」と呼ばれるようになりました。
ウーツ鋼の正確な製法は、わかっていません。このため現在「ダマスカス包丁」として販売されている包丁では、複数の鋼材を重ねて、「ウーツ鋼」の独特の波模様を再現しています。
模様が美しいため人気がありますが、包丁により使われる素材や積層の数などがさまざまに異なるため、切れ味や耐久性なども異なります。
このためダマスカス包丁を選ぶ時は、使われている鋼材などを確認するといいでしょう。
複数の包丁が欲しい場合はセット品を選ぶ
複数の種類の包丁が欲しい場合は、セット返礼品がおすすめです。
さまざまな種類の包丁が入っているセット返礼品があり、別々に申し込むよりお得に手に入ります。
ふるさと納税でもらえる「包丁」返礼品の還元率ランキング
ふるさと納税でもらえる包丁返礼品の還元率ランキングです。
このランキングは還元率のほか、寄付金額やふるさと納税ポータルサイト、レビュー件数などでも絞り込み検索ができます。
「レビュー件数の多さ」は「返礼品の人気の高さ」を示すので、「レビュー件数」で絞り込むと「人気ランキング」としてご覧いただけます。
楽天ふるさと納税「包丁」返礼品の人気ランキング
楽天ふるさと納税の包丁返礼品の人気ランキングです。
ふるさと納税人気メーカー・ブランド包丁のおすすめ返礼品
ここからは、包丁の人気メーカー・ブランド別のおすすめ返礼品を紹介します。
「藤次郎」の包丁おすすめ返礼品
藤次郎株式会社は、日本有数の刃物産地である新潟県燕市にある包丁専門メーカーです。家庭用からプロ用までさまざまな包丁を扱っており、日本でも数少ない一貫製造を行っています。
金属板から金型で打ち抜いて成形を行う「抜き刃物」という日本刀の製法を取り入れ、職人が1丁ずつ心を込めて製作しています。
「和 NAGOMI」の包丁おすすめ返礼品
和 NAGOMIは、世界三大刃物の産地である岐阜県関市で1873年に創業した「三星刃物」のブランドです。
美しさと切れ味、手入れのしやすさを兼ね備えた包丁は高い人気を誇ります。
「盛弘」の包丁おすすめ返礼品
「盛弘」は、福岡県八女市にある鍛冶工場で、本格鍛造による包丁を完全受注生産している会社です。
最高クラスの鋼材「安来鋼(やすきはがね)」を使った盛弘の包丁は切れ味と耐久性に優れ、何十年も使い続けられる最高級品。注文殺到によりお届けまで8年以上を要する状態ですが、ふるさと納税ならすぐに手に入ります。
「MISONO(ミソノ)」の包丁おすすめ返礼品
MISONO(ミソノ)は「日本三大刃物産地」の一つ、岐阜県関市にあるプロ用包丁のメーカーです。熟練した職人集団が伝統の技と新しい技術のあわせ技で作り出す優れた包丁は、海外のプロからも高い評価を得ています。
「GLOBAL(グローバル)」包丁おすすめ返礼品
GLOBAL(グローバル)は、吉田金属工業が開発したオールステンレス一体構造包丁のブランド名です。ゆるやかなカーブを描く「ハマグリ刃」と呼ばれる刃付けが特徴で、食材の刃離れがよく、なめらかな切れ味。
余計な装飾が削ぎ落とされたデザインから、「美しい包丁」として世界中で人気を博しています。
ふるさと納税では、アウトドア用の「GLOBAL CAMP」のナイフのセットなどが返礼品として提供されています。
「スミカマ」の包丁おすすめ返礼品
スミカマは、大正5年に岐阜県関市に創業した刃物メーカーです。
主力商品である「霞KASUMI チタンコーティング」は、モリブデンバナジウム鋼にチタンコーティングを施しており、抜群の切れ味と「ブルー」「グレー」「ゴールド」の3色に輝く優雅な美しさで人気があります。
「志津刃物製作所」の包丁おすすめ返礼品
志津刃物製作所は、岐阜県関市で包丁を中心とした道具を製造しているメーカーです。包丁「ゆり」は食材の抵抗を抑え、小さな力で切れることで人気。ふるさと納税でも返礼品として提供されています。
「貝印」の包丁おすすめ返礼品
貝印は1908年の創業以来、包丁づくりを中心に発展してきた会社です。
大量生産を行っていますが、組み立ては手作業。包丁には「関孫六」「旬」などのブランドがあります。
「Zwilling(ツヴィリング)」の包丁おすすめ返礼品
Zwilling(ツヴィリング)はドイツのメーカーですが、ツヴィリング J.A.ヘンケルスジャパン株式会社の本社が岐阜県関市にあることから、岐阜県関市が返礼品を提供しています。
美しいデザインと機能性を兼ね備えた包丁が高い評価を得ています。
「Zwilling(ツヴィリング)の包丁」返礼品をもっと見る
ふるさと納税でおすすめの「高級包丁」返礼品
高級包丁の返礼品を紹介します。実際にプロが調理場で使うような包丁も返礼品として提供されていますよ。
「日本橋木屋」「津本式」の包丁返礼品はある?
包丁の人気メーカーには、本記事でここまでに挙げたほかにも「日本橋木屋」「津本式」などがあります。
しかしこれらのメーカーの包丁は現在、ふるさと納税の返礼品としての取り扱いはありません。
ただし、ふるさと納税の返礼品は頻繁に入れ替わるので、今後取り扱いが始まることがあるかもしれません。これらのメーカーのファンの方は、ぜひ注目しておいてください。
ふるさと納税でもらえる「包丁研ぎ」返礼品
包丁は、メンテナンスの仕方が寿命を左右します。包丁に合った「包丁研ぎ」も揃えておきましょう。
ふるさと納税ではシャープナーや砥石のほか、「包丁研ぎサービス」も提供されています。プロの手で研いでもらえる機会をぜひ利用しましょう。
ふるさと納税の控除手続き
ふるさと納税では、寄付をしただけで控除が受けられるわけではなく、寄付後に控除を申請する必要があります。
控除の申請には、「ワンストップ特例制度」を利用する方法と、確定申告を行う方法の2通りがあります。
ワンストップ特例制度:翌年1月10日まで
ワンストップ特例制度は、「給与所得者である」「その年のふるさと納税の寄付先が5自治体以内」などの条件を満たす場合に利用できる制度です。
寄付先の自治体に申請書を郵送するだけで手続きが完了するほか、ふるさと納税ポータルサイトによっては、オンライン上で手続きが完結する場合もあります。
ワンストップ特例制度の申請手続きの期限は、寄付をした翌年の1月10日です。年末年始をはさむため、早めに手続きを済ませておきましょう。
確定申告:翌年3月15日まで
ワンストップ特例制度を利用できる条件に当てはまらない方や、もともと確定申告をする必要がある方は翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告を行います。
ふるさと納税の控除は、「寄附金控除」の項目で申請します。
まとめ
ふるさと納税でもらえる包丁の返礼品をご紹介しました。
日本全国各地から、職人技を結集した包丁や世界の料理人垂涎の包丁、毎日の使い勝手がいい包丁などが返礼品として提供されています。ぜひふるさと納税で、お気に入りの包丁に出会ってください。
ほかにも、さまざまなキッチン用品が返礼品として提供されています。以下の記事では人気のフライパンや圧力鍋の返礼品情報をまとめていますので、ぜひご覧ください。