【2023年9月】ふるさと納税「JTB旅行券・JTBトラベルギフト」還元率&利用法紹介
出典:ふるなび

ふるさと納税「JTB旅行クーポン」仕組みと使い方を紹介。宿泊費や交通費にも利用可能

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ふるさと納税の返礼品では、JTBの旅行券やクーポンももらえます。

京都や沖縄などの人気の観光地をはじめ、全国の自治体がJTBの旅行券やクーポンを提供しているので、ふるさと納税を利用して全国いろいろな町へ旅行することができます。

この記事では、ふるさと納税返礼品のJTB旅行券やクーポンの種類と仕組みや使い方を解説します。ふるさと納税を利用して、素敵な旅行をしてくださいね。

簡単解説!JTBクーポンの種類

ふるさと納税の返礼品として提供されているJTBの旅行クーポンには、いくつかの種類があります。

各自治体・各地域が「ぜひ寄付者の方に地元に来てもらいたい」という気持ちを込めた返礼品。それが旅行クーポンですが、種類によって使用方法や期限などが若干異なります。

2024年10月現在、JTB関連の旅行クーポン返礼品は以下の2種類が提供されています。
なお、従来はこれら2つのほかに「JTBふるぽWEB旅行クーポン」も提供されていましたが、現在は取り扱いが終了しています。

JTBふるさと旅行クーポン

全国の自治体

還元率30.0%

寄付金額10,000

Eメールで届くクーポンで、宿泊費だけでなく交通費も含まれたツアーへの申し込みに使えるクーポンです。JTB取り扱い店舗や電話予約、JTB公式ホームページなどでの旅行の予約時に利用できます。有効期限は発行日から3年間で、除外日がないので、土日や年末年始、GWの旅行予約にも使えます。

JTBふるさと旅行券

全国の自治体

還元率30.0%

寄付金額100,000

寄付後、約1〜2ヶ月後に紙券が自宅に届くタイプのクーポン券で、有効期限は5年間です。こちらも宿泊費だけでなく、交通費も含まれたツアーへの申し込みに使えます。ツアー内容の申し込みは電話や店舗で受け付けており、相談はオンラインでも可能ですが、JTB公式ホームページでのインターネット予約には使用できません。

上記2つの旅行券の概要は、下記のとおりです。大きな違いはメールでクーポンが届くか紙で届くか、旅行自体の申し込み方法が店頭・電話かインターネットか、そして有効期限となります。

種類 発行 有効期限 申し込み方法 説明
JTBふるさと旅行クーポン 即時 3年 店頭・電話・JTBホームページ 宿泊費だけでなく交通費も含まれたツアーへの申し込みに使えるクーポンです。ツアー内容の相談・申し込みは電話または店舗で可能なほか、JTBホームページでの申し込みにも使えます。
JTBふるさと旅行券 寄付決済完了後、約1〜2ヶ月後に発送 5年 店頭・電話 宿泊費だけでなく交通費も含まれたツアーへの申し込みに使えるクーポンです。ツアーの申し込みは電話または店舗で可能です。

ふるさと納税でもらえるJTB旅行券の特徴・人気のポイントは?

ここでは、JTBの旅行券がふるさと納税でなぜ人気なのか、その特徴などを解説します。

全国のJTB店舗で利用できる

国内旅行、海外旅行の予約では、国内屈指のオンラインサイトでもあり、全国に多くの店舗を持つJTB。航空券やホテルが予約できるだけではなく、体験チケットやレンタカー予約などもできます。

JTBふるさと旅行クーポンは、以前は利用が一部のJTB店舗に限られていましたが、2019年10月から全国全てのJTB店舗で可能になりました。これは、JTBふるさと旅行クーポンの人気が高いためだと考えられます。

有効期限は3年以上

ふるさと納税でもらえるJTBの旅行クーポンは、有効期限が3年〜5年と長いことが特徴です。

購入してからしばらく有効期限があるので、「ふるさと納税の返礼品を選んでいる時間がない…!」という場合に、とりあえず寄付をしておくのにおすすめですよ。なお、有効期限までに帰着する旅行を申込む必要がありますのでご注意を。

還元率が高い

2024年10月現在、JTBトラベルクーポンの還元率は30%。

ふるさと納税でいう還元率とは、返礼品の実売価格を寄付金額で割って算出される数値です。
これは、「寄付金額に対して、自治体からの返礼品はいくらぐらいの価値があるのか」つまり「お得さ」をはかる指標となっています。

JTBトラベルクーポンは10万円の寄付で3万円分がもらえるので、3万円÷10万円=30%の還元率ということになります。

コールセンターに問い合わせができる

JTBの旅行クーポン返礼品の申し込み方や使い方で迷ったときには、コールセンターに電話をして相談することができます。
大切な旅行をより良い時間にするために、疑問や不明点は解消しておくのがおすすめです。

以下の電話番号で受け付けていますので、小さなことでも確認して、楽しい旅を計画しましょう。

JTBふるさと納税コールセンター TEL.0570-001-232

JTBふるさと旅行クーポン・JTBふるさと旅行券の使い方

旅行の予約は、以下の手順で行うことができます。

1. 寄付を申し込む

ふるさと納税ポータルサイトサイトで、「JTBふるさと旅行クーポン」または「JTBふるさと旅行券」の返礼品を選んで寄付を申し込みます。
JTBふるさと旅行クーポンの場合はメールで数日以内に、JTBふるさと旅行券の場合は紙券が1〜2ヶ月後に届きます。

2. 旅行先を決める

クーポンが届いたら、旅行先を決めます。

JTBふるさと旅行クーポンの場合は、JTB取扱店舗・電話・リモート相談で旅行の相談や予約ができます。また、JTB公式ホームページでも旅行の予約ができます。

JTBふるさと旅行券(紙券)の場合はJTB店舗やJTB総合提携店、JTB国内商品取扱店、JTB旅の予約センター(電話受付専用)、JTBリモートコンシェルジュ(リモート相談)で相談や予約ができます。インターネットでの旅行予約はできません。

3. 旅行代金の決済時にクーポン・旅行券を利用する

旅行代金の決済時に、JTBふるさと旅行クーポンやJTBふるさと旅行券(紙券)を利用して支払います。

JTB公式ホームページでの予約でJTBふるさと旅行クーポンを決済に使用する場合は、クーポン発行時の案内メールに記載の「クーポンコード」と「パスワード」を入力することで使用できます。

JTBふるさと旅行クーポンの使い方はこちら

全国各地の旅行で使えるJTBふるさと納税クーポン一覧

ここからは、全国各地の旅行で使えるJTBふるさと納税クーポンを地域別に紹介します。
それぞれの地域で1泊以上する旅行に使えるので、行きたい先の自治体を選んでお申し込みください。有効期間が長いので、旅行時期が決まっていなくても安心。夏休みや年末年始、週末など、思い立った時にいつでも行けるように、今から準備しておきませんか。

北海道・東北

北海道、東北といえば冬のウィンタースポーツなどを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、夏には夏の魅力があります。なかでも北海道はカラッとした空気と、雄大な大自然は関東関西では決して味わえない魅力があります。トレッキングやハイキング、キャンプ、カヌー、ラフティングなど、自然の中で楽しめるアクティビティがたくさんあるので、アウトドア派の方はぜひチェックしてみてください。

関東

飛行機や新幹線の便が良く、全国どこからでも行きやすい関東地方。長く滞在して観光や買い物、食事などをたっぷり楽しみたい東京や、ディズニーリゾートやスパリゾートなどで休日を満喫できる千葉など、魅力的なスポットが数多くあります。
一度に回りきれないという人におすすめなのが、JTBの旅行券を多めにもらっておいて、複数回に分けて訪れる方法。休みが取れたらすぐに行けるように、今のうちに寄付をして、旅行券を手に入れておきましょう。

中部

ゆったり旅をしたい人におすすめの金沢や加賀、そして福井や富山。海の幸も山の幸も豊富なので、美味しいものを食べて温泉にゆっくりつかるのもおすすめです。街歩きや食べ歩きを楽しむなら、新幹線でも飛行機でもすぐに行ける名古屋。味噌カツや味噌煮込みなど「なごやめし」を食べたり、名古屋を拠点に周辺を観光するのも楽しいです。

近畿

京都、大阪、神戸など、人気スポットが数多くある近畿地方。観光、ショッピング、食べ歩きなど、過ごし方も色々あります。電車などで行き来できるので、どこかを拠点にして各所を回るのもおすすめ。JTBの旅行券を使って、お得に旅を楽しみませんか。

中国・四国

岡山、広島、山口など、美しい街並みや絶景スポットの多い中国地方。行きたいと思いながらも機会がなかったという人も多いのではないでしょうか。観光地を回り、遊んで食べて温泉に入ってと楽しみ方はたくさんあるので、長めの休みをとって訪れるのもおすすめです。

九州・沖縄

飛行機や新幹線などで行きやすく、都会も温泉も満喫できる福岡や、歴史あるスポットが多い長崎、そして那覇で遊んだり西海岸のビーチでアクティビティを楽しんだりできる沖縄。九州・沖縄は、家族と行くのも友達と行くのもおすすめの旅行先です。ゴルフをする人にも人気です。

JTBのクーポン・旅行券一覧

JTBのクーポン・旅行券の一覧です。全国各地の自治体で提供されていますので、希望の旅行先を探してみてくださいね。

もっと見る

2024年10月以降の「宿泊券・旅行クーポン」返礼品について

総務省は2024年6月、ふるさと納税制度の規定の見直しを発表しました。

ふるさと納税の返礼品は「地場産品」であることが定められていますが、その「地場産品」と認められる基準の一部見直しが行われました。
宿泊券・旅行クーポンに関連する部分では、以下の項目に該当する宿泊券・旅行クーポン返礼品の一部が見直しの対象となっています。

・宿泊施設の運営会社が、都道府県をまたいで複数の宿泊施設を運営している場合
・運営する宿泊施設に共通のブランド名を冠している場合
・1名1泊あたりの費用が5万円を超える場合(寄付額16万円以上が目安)

新規定は2024年10月1日より適用されており、一部の宿泊券・旅行クーポンは9月末で取り扱いが終了しています。

しかし2024年9月30日以前の寄付でもらった宿泊券・旅行クーポン返礼品は、2024年10月1日以降も寄付時と同条件で利用できます。

ふるさと納税でもらえるその他の旅行クーポン

ここでは、ふるさと納税で提供されているJTB以外の旅行クーポンや宿泊券などをご紹介します。

日本旅行 地域限定旅行クーポン

全国の自治体

還元率30.0%

寄付金額50,000

寄付先の自治体内の日本旅行契約宿泊施設に1泊以上の宿泊を伴う旅行に使える地域限定旅行クーポンです。宿泊だけでなく交通費や現地での観光等の精算にも使えます。有効期間は発行日より5年間です。

楽天トラベルクーポン

全国の自治体

還元率30.0%

寄付金額1,000

楽天トラベルで、寄付先の自治体内の宿泊施設の予約時に利用できる電子クーポンです。利用期間は、寄付日の翌々日から3年間となっています。

HISふるさと納税クーポン

全国の自治体

還元率30.0%

寄付金額10,000

HISでの国内旅行予約に使えるクーポンです。「HISふるさと納税クーポン対象ツアー」の中から寄付先の自治体への旅行を選び、専用ダイヤルに電話で申し込んで利用できます。受付は専用ダイヤルでの電話予約のみで、オンライン予約では利用できません。

自治体発行の感謝券など

全国の自治体

還元率-%

寄付金額5,000

自治体が独自に発行する感謝券です。自治体内での宿泊や飲食店、土産物店、各種アクティビティなどで利用できます。自治体ごとに利用ルールが異なるので、確認のうえお申し込みください。

寄付する前に調べておこう!ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税はとは「寄付金額から2,000円を引いた金額が翌年の住民税などの税金から控除されるシステム」です。
2,000円で旅行に行けると考えても間違いではありません。
しかし2,000円で旅行に行くためには、自分の寄付限度額内で寄付する必要があります。

寄付限度額を調べよう

ふるさと納税で寄付できる金額に上限はありませんが、2,000円以外が翌年全額控除されるための限度額は個人で決まっています。
限度額を超えた分の寄付金は控除されません。

限度額は家族構成と家庭内年収によって決まります。
この際の年収は「寄付する年の年収(2024年に寄付をする場合は2024年の年収)」となります。

寄付限度額の早見表(年収/家族構成別)
下記に年収&家族構成別のふるさと納税控除上限表を今回ご用意しました。こちらで自分の寄付限度額をチェックしてみてくださいね。

年収\家族構成独身または共働き夫婦または共働き
+子供一人
(高校生)
共働き+子供一人
(大学生)
夫婦+子供一人
(高校生)
共働き+子供二人
(大学生と高校生)
夫婦+子供二人
(大学生と高校生)
300万円28,000円19,000円15,000円11,000円7,000円
325万円31,000円23,000円18,000円14,000円10,000円3,000円
350万円34,000円26,000円22,000円18,000円13,000円5,000円
375万円38,000円29,000円25,000円21,000円17,000円8,000円
400万円42,000円33,000円29,000円25,000円21,000円12,000円
425万円45,000円37,000円33,000円29,000円24,000円16,000円
450万円52,000円41,000円 37,000円33,000円28,000円20,000円
475万円56,000円45,000円40,000円36,000円32,000円24,000円
500万円61,000円49,000円 44,000円40,000円36,000円28,000円
525万円65,000円56,000円 49,000円44,000円40,000円31,000円
550万円69,000円60,000円 57,000円48,000円44,000円35,000円
575万円73,000円64,000円 61,000円56,000円48,000円39,000円
600万円77,000円69,000円66,000円60,000円 57,000円43,000円
625万円81,000円73,000円70,000円64,000円61,000円48,000円
650万円97,000円77,000円74,000円68,000円65,000円53,000円
675万円102,000円81,000円78,000円73,000円70,000円62,000円
700万円108,000円86,000円83,000円78,000円75,000円66,000円
725万円113,000円104,000円88,000円82,000円79,000円71,000円
750万円118,000円109,000円106,000円87,000円84,000円76,000円
775万円124,000円114,000円111,000円105,000円89,000円80,000円
800万円129,000円120,000円116,000円110,000円107,000円85,000円
年収900万円以上の方はこちらをご覧ください
住宅ローンなどがありより詳細を知りたい方は以下の記事をご確認くださいね。

まとめ

ふるさと納税でもらえるJTBの旅行クーポンや旅行券について解説しました。

メールで届くクーポンと紙券とがあり、それぞれ利用条件が異なります。使いやすい方を選んで寄付をして、ぜひJTBでの旅行を楽しんでくださいね。

その他、ふるさと納税でもらえる商品券や旅行券は以下の記事から!