ふるさと納税では、たくさんの種類のタオル返礼品が用意されています。あまりの種類の多さに、選ぶのに迷う方もいるのではないでしょうか？

そこでこの記事では、ふるさと納税のタオル返礼品の選び方を解説します。
お得な返礼品が探せる「還元率ランキング」や、楽天ふるさと納税でおすすめのタオル返礼品、今治タオル・泉州タオルなどのブランドタオル返礼品も紹介しています。

ふるさと納税で、ぜひ素敵なタオルに出会ってくださいね。

ふるさと納税「タオル」返礼品の選び方

ふるさと納税でタオル返礼品を選ぶ際の手順とポイントをご紹介します。

1.　寄付金額を決める

まず、寄付する金額を決めます。
寄付する金額は、「控除上限額」をもとに決まります。

控除上限額とは、税金から控除される額の上限のことです。
ふるさと納税では「年間の総寄付額ー2,000円」が所得税と住民税から控除されますが、控除される額には上限があります。

控除上限額を超えて寄付した分の金額は、自己負担（純粋な寄付）となります。
したがって、年間の総寄付金額を控除上限額の範囲内におさめるのが、お得に寄付をするポイントとなります。

控除上限額はシミュレーターで試算しよう

控除上限額の計算式は複雑ですが、「シミュレーター」を使うと簡単に試算することができます。

また、住宅ローン控除や医療費控除などの詳しい条件も考慮したい場合は、楽天ふるさと納税の「詳細版シミュレーター」を使うとより詳しい試算ができます。

楽天ふるさと納税「詳細版シミュレーター（2025年分）」

2.　タオル返礼品を選ぶ

寄付できる金額の目安がわかったら、タオル返礼品を選びましょう。
以下のような選び方ができます。

還元率で選ぶ

還元率とは、「その返礼品は、市場で買った場合に比べてどの程度お得か」を示す指標です。
「定価÷寄付金額」で算出され、数字が大きいほど、「お得」な返礼品だと考えられます。

→ふるさと納税「タオル」返礼品の還元率ランキングを見る

用途やサイズで選ぶ

用途に応じて、以下のようなタオルの種類があります。

種類	用途とサイズ
フェイスタオル	手や顔を拭く用途。約34cm×70〜80cm
バスタオル	入浴後に体を拭く、体温保持など。約60cm×120cm
ミニバスタオル	入浴後に体を拭く。約44×110cm
ハンドタオル	外出時の手拭きなど。約20〜40cm×20〜40cm
タオルハンカチ	外出時の手拭きなど。約15〜25cm×15〜25cm

ブランドで選ぶ

日本では、愛媛県の今治と大阪の泉州地域が「二大タオル産地」と呼ばれています。

・今治タオル
愛媛県今治市は、130年もの間タオル産業が受け継がれてきたタオルの一大産地です。
今治タオル工業組合が定める独自の品質基準に合格した商品だけが「今治タオル」と認定され、ブランドマークをつけることができます。

今治タオルは約80社の組合員企業が製造しており、メーカーにより個性が異なりますが、最大の特徴は吸水性であるといえます。
「5秒以内に完全に吸水すること」という厳しい基準があり、「未洗濯」と「3回洗濯」の2回の検査に合格する必要があります。

今治タオルは愛媛県今治市や愛媛県新居浜市などが返礼品として提供しています。

・泉州タオル
泉州タオルは、約130年の歴史と伝統を誇るタオルの産地である大阪の「泉州地域」で生産されるタオルのことです。

泉州タオルの特徴は、「後晒（あとさらし）製法」と呼ばれる製法です。不純物除去と漂白・水洗いの工程である「晒し（さらし）」を、タオルが織り上がった後で行います。

後晒製法のメリットは、吸水性にすぐれた肌触りの良いタオルになること。また汚れが洗い落とされて清潔なので、タオルをおろす際に一度洗濯することなく、そのまま使えます。

泉州タオルは、大阪府泉佐野市の人気返礼品となっています。

素材で選ぶ

肌触りや速乾性などにこだわる方は、タオルの素材にも注目して選んでみてください。

・無撚糸（むねんし）
通常のタオルは、糸に撚（よ）りをかけた（ねじった）パイル（丸いループ状の糸）でできています。
一方無撚糸とは、繊維を撚り合わせていない糸のことです。

無撚糸は繊維の隙間が多いので、空気をたくさん含んでフワフワとやわらかいタオルになります。また、吸水性にも優れます。

・ガーゼ生地
甘く撚った糸を、粗い平織りにした生地のことです。
やわらかくて摩擦が少ないので、ふんわりとした肌触り。吸水性・通気性・速乾性にも優れます。

コットン（綿）やリネン（麻）などの素材がよく使われます。

・オーガニックコットン
オーガニック農法で栽培された棉で作られた繊維のことです。
化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を使わず、有機肥料を用いて栽培された綿が使われています。

しかし法的な定義がないため、さまざまな製品が存在しています。

タオル・バスタオル返礼品の還元率ランキングTOP10！

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還元率とは「その返礼品が、市場で購入する場合に比べてどの程度お得か」ということを示す、ふるさと納税独自の指標。還元率が高いほど、お得な返礼品だといえます。

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寄付した後の「控除申請手続き」

ふるさと納税で寄付をした金額について控除を受けるには、申請が必要です。

申請方法には、「ワンストップ特例制度」を利用する方法と、確定申告を行う方法の2通りがあります。

ワンストップ特例制度

確定申告よりも簡単な方法で、「給与所得者である」「年間の寄付先が合計5自治体まで」などの条件を満たす場合に利用できます。

寄付先の自治体に、寄付をした翌年の1月10日までに申請書を郵送します。ふるさと納税ポータルサイトによっては、オンラインで手続きができる場合もあります。

確定申告

給与所得者でない場合や、6自治体以上に寄付をした場合など、ワンストップ特例制度の適用条件に当てはまらない場合は、確定申告を行うことで控除が申請できます。
ふるさと納税の年間の寄付金額を、「寄附金控除」の項目で申告します。

確定申告ができる期間は、寄付をした翌年の2月16日〜3月15日です。

まとめ

ふるさと納税でもらえるタオル・バスタオルの返礼品を紹介しました。

タオル・バスタオル返礼品は、タオル産業で有名な自治体が自信を持ってお届けする商品ばかりです。ぜひ、お気に入りのタオル返礼品を見つけてくださいね。

※同じ自治体の同じ返礼品でも、ふるさと納税ポータルサイトにより寄付金額や内容が違うことがあります。
これは、各ふるさと納税ポータルサイトで掲載手数料が異なり、寄付額から自治体に入る金額が異なるためです。還元率ランキングなどを参考に、ぜひお得な返礼品を見つけてくださいね。