奈良県 安堵町のふるさと納税のご紹介
奈良県 安堵町のご紹介
奈良県にある安堵町は生駒群に属し、日本では三番目に小さいとされる町です。町の面積はおおよそ東京ドーム百個分。大和川と富雄川を町の西と南に構え、町自体は大和盆地の中央部にあります。町の一帯は田園地帯とも言われます。特産品であるお米や、お米を使ったお菓子などがおもな特産品として挙げられ、大和古代米のブランドが特に有名です。そしてなにより、町の伝統技術として伝えられる「灯芯ひき」は、この町のイベントなどにも関わる歴史深い技術です。そもそも「灯芯」は行灯につけられているヒモのことを指しますが、時代の流れと産業の発達・電化製品の流行により、行灯を用いること自体が少なくなってきました。安堵町に住む地元の人たちは、「灯芯ひき」のことを「とうしみ」と呼びます。灯芯ひきは、灯芯の原料であるイグサの茎の皮を引き台という道具で裂き、中から芯を引き抜く作業のことを言います。この技術は地元の方たちの中で引き継がれ、例え文化が風化しても継承されてきた、まさに伝統の技術なのです。今でもなお灯芯ひきという技術を守ってゆくため、町では灯芯ひきの見学会があり、物産展も開催されている他、実際に携わって経験できる体験コーナーなども充実しています。安堵町の人々と触れ合いながら、町の伝統を学び、町そのものを知ることができます。ちいさな町ではありますが、そこに息づく人たちの思いは優しく親しみやすいものなのです。町内には歴史的な民俗を学べる資料館もあり、そこでは歴史・伝統の他、さまざまな資料が展示されています。もちろん当時の灯芯ひきの様子を再現した展示なども豊富。資料館自体も、町の出身者であり有名な医学者でもある今村荒男の屋敷を公開する旨で再利用されたものでもあります。
安堵町がおすすめする人気の特産品・返礼品
返礼品としておすすめなのは、安堵町の伝統技術「灯芯ひき」を中心とした芸術品の数々です。「しあわせの灯り」とも呼ばれる手作り行灯である「安堵町灯芯保存会が制作した行灯」、うつくしく鮮やかな細工が散りばめられた「和ろうそく」などは、芸術品にして特産品ともなっている職人たちの技巧が一心に凝らされた、こだわりの品として人気です。また安堵町の出身でもあり、近代陶芸のカテゴリーにて人間国宝にも指定された富本憲吉先生が手がけた文様の浮かぶ「風呂敷」も、研ぎ澄まされた熟練の技術を感じられる繊細な逸品になっています。
安堵町のふるさと応援寄附金の使い道
安堵町におけるふるさと納税の取り組みとしましては、少子高齢化に伴う人口の減少などを中心とした社会問題を特に意識しています。それらの問題を理由に町の振興を止めてしまうのではなく、ますますの発展を願うため、寄附者の皆さまのお力を借りたく思う現状です。「小さくてもキラリ光る交流のまち安堵」のキャッチコピーのもと、いただきました寄附金は以下の事業にて有効活用させていただきます。文化と伝統の継承・更なる振興、医療福祉他、子育て・教育支援、その他(町の環境保全、美化推進、リサイクルへの取り組みなど)。以上の事業からお選びいただきますようお願いいたします。
奈良県 安堵町の返礼品ページ
奈良県 安堵町のホームページhttp://www.town.ando.nara.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=77