石川県 珠洲市のふるさと納税のご紹介
石川県 珠洲市のご紹介
石川県珠洲市は能登半島の突端に位置し、輪島市や鳳珠軍とともに奥能登の行政区域となっている都市です。かつてより出雲と佐渡、えぞとを繋ぐ海洋交通の関門でした。現在は自動車やJRなどを利用した多くの場合、金沢を経由してのアクセスとなっています。
古くからの工芸や芸能などいくつもの伝統文化が残る珠洲市ですが、その中でも塩と地酒は歴史ある製法を守っている貴重な特産品といえるでしょう。市内の外浦地域で作られる塩は、約500年前から続く技法「揚げ浜式製塩法」で作られています。この技法は海から桶で海水をくみ上げて塩田にまき散らした後、塩分を含んでいる砂を天日で乾燥させるという工程を何度も繰り返し、その後さらに砂と塩水の分離や不純物の除去などの作業を経て完成に至る手間暇のかかるものです。しかし出来上がった天然塩は添加物が一切入っておらず、自然の海水のみで作られたミネラル豊富で体に優しいものです。5月から9月の晴天の時しか収穫できないこともあり、希少価値が高く生産量も限られる特産品となっています。
また、珠洲市は「能登杜氏」の里です。「能登杜氏」とは江戸時代の後期に成立した酒造りをする技能集団であり、伝統的な能登流の酒造りは全国規模の清酒品評会でも高く評価されています。市内には「櫻田酒造」と「宗玄酒造」の2つの蔵元がありますが、特に「櫻田酒造」の銘酒「初桜」などは地元である漁師町でも人気があり、新鮮な魚介類ともよく合う絶品とされているお酒です。
珠洲市がおすすめする人気の特産品・返礼品
珠洲市の返礼品としては「能登牛」も有名ですが、今も伝統的な製法で作られている塩や地酒も特産品としておすすめです。「大谷塩」など、500年の歴史がある「揚げ浜式製塩法」で作られた塩は添加物が一切入っておらず、豊富なミネラルと甘味が特徴的です。また伝統的な能登流の酒造りを続ける「櫻田酒造」の「大慶」は地元で人気の高いお酒でありながら、市外にはほとんど出回らない銘酒でもあります。同じ酒蔵から出ている「初桜」も含めて、新鮮な魚介と一緒に楽しみたいお酒となっています。
珠洲市のふるさと応援寄附金の使い道
珠洲市では納税者が寄附金の使い道を選ぶことはできませんが、里山や里海の美しさを残し続けるための自然環境の保全と、子どもから高齢者の方まで珠洲市の全ての人達が元気に暮らすことができる住みよいまちづくりのために活用されています。平成28年度には新たな保育所の設立や、活性化拠点施設の整備、地域力強化につなげるための市内公民館の改修工事、また中学校の吹奏楽部で使用する楽器の購入などの資金として活用されました。
石川県 珠洲市の返礼品ページ
石川県 珠洲市のホームページhttp://www.city.suzu.ishikawa.jp/sangyosinko/hurusato_nouzei.html